【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的かつ非正統的な歴史書等をいいます。 現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

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16人の会派離脱…”政党政治”へ突きつけた疑問

民主党最高顧問であり党倫理委員長でもある渡部恒三の発言は、まさに党内のコンセンサスなんだろう。
執行部は一度たりとも渡部恒三の発言に修正や批判を加えたことはない。

『比例議員などは選挙運動もせずに、比例名簿に載せてもらって当選してきた議員』

『議員というのは自分の名前を書いてもらって当選してきた人たちのこと』

渡部恒三は、テレビで思いっきり比例議員を侮辱していた。
当然こんな奴をお手本にする奴らもいる。

裏切り者、造反者…笠原多見子衆院議員に猛批判 (YOMIURI ONLINE 2011年3月6日 )

ここでおもっいきり罵声を浴びせられているのは、民主党会派離脱を表明した16人のうちの一人である。
当人は、新会派の幹事長である。
新会派が衆議院で認められたという話は聞かないから、正式な会派と言えるかどうか。
しかし彼らは新会派としての意識を持って行動している。

彼らはほとんど地方議会での議員歴があったり、国政に挑戦したり、小沢一郎政治塾の塾生として学んだりした経歴の持ち主である。
渡部恒三のいうようなポッと出の素人集団ではない。
思いがけず宝くじに当たってしまったような幸運なだけの人たちではない。
むしろ歴戦の強者(つわもの)である。

【会長】
渡辺浩一郎(比例東京〈2〉  日本新党→)(新進党→)(自由党→)民主党(小沢グループ)工学博士
【会長代行】
豊田潤多郎(比例近畿〈2〉  大蔵省→(新生党→)(新進党→)(自由党→)民主党
【幹事長】
笠原多見子(比例東海〈1〉  岐阜県議会議員
【その他】
三輪信昭(比例東海〈1〉   愛知県議会議員を4期       
▽熊谷貞俊(比例近畿〈1〉  大阪大学教授
▽菊池長右ェ門(比例東北〈1〉岩手県議会議員、宮古市長
▽高松和夫(比例東北〈1〉  秋田県議会議員(5期)。
▽水野智彦(比例南関東〈1〉 2007年、無所属で千葉県議会議員選挙次点落選。
▽渡辺義彦(比例近畿〈1〉  参院2回落選  自由党→民主党
▽石田三示(比例南関東〈1〉 2007年千葉県議会議員選挙落選
▽川口浩(比例北関東〈1〉  茨城県議会議員
▽石井章(比例北関東〈1)  元取手市議会議員。旧藤代町議会議長。
▽大山昌宏(比例東海〈1〉  小沢一郎政治塾
▽小林正枝(比例東海〈1〉  小沢一郎政治塾 
▽相原史乃(比例南関東〈1〉 小沢一郎政治塾
▽川島智太郎(比例東京〈1〉 小沢一郎秘書

さて、その幹事長笠原多見子氏に対する攻撃である。
ここにわたしは現在の民主党のどうにもならない本質を見る。

民主党岐阜県連の定期大会が5日、岐阜市内のホテルで開かれ、出席者から笠原多見子衆院議員の会派離脱や国の新年度予算の衆院採決欠席について批判が相次いだ。

大会前に開いた県連常任幹事会では、衆院採決欠席について、笠原氏に厳重注意した。

 大会では、出席者から笠原議員に対し、「民主が一丸となってやるべきところなのに、笠原議員の取った行動は納得できない」「笠原議員の行動は民主の裏切り者、造反者と呼ばれてもおかしくない」などと批判の声があがった。


大手マスコミとまったく同じ論調である。
彼らは、その主張に何の疑問も持たない。
ここにこそ、この国の政党政治の問題点が潜んでいる。

政党と個々の議員との関係についてである。
確かに現在の日本の政治は、政党政治と言えよう。
しかし、議員は単なる投票マシーンではなかろう。
たとえ比例議員であったとしてもである。

彼らはそれぞれの個人の履歴・歴史をもって議員になっている。
衆議院選挙におけるシステムが彼ら個人の名前を書くやり方ではないとしても、彼らの背後には彼らを応援する人たちが確かに存在しているのだ。
名無しのA氏やB氏ではないのだ。

”党議拘束”という言葉がある。
笠原多美子氏に対する攻撃は、”党議”絶対という姿勢からであろう。

しかし選挙区、比例選出とを問わず、彼らは大人であり政治的信条をもって選挙を戦ってきたのである。
党の決定で、議員を縛り上げることが果たして成熟した議会政治と言えるのか。

少なくとも、”党議”で個々の議員の行動を制約できるとするならば、そこには自ずと前提条件が必要になる。
党内での民主的手続きということである。
この手続きを欠いた党議拘束は正当性を持たない。
そして現在の民主党が正当に民主的手続きを踏んで党運営を行っていないのは、あまりにも明白である。

今回の16人の行動は、彼らの側に正義がある。
正義と政党政治のあり方との対立である。
というより彼らの行動は、政党政治の本質への疑問を突きつけたものといったほうがいいのかもしれない。

もし変える必要があるならば、正義の基準ではなく、政治のあり方の方であるのは当たり前のことである。



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コメント

国民の付託

残念ながら国会議員の本分である国政調査を忘れて議員の椅子にしがみつくだけが目的の政局パフォーマンス権力闘争に現を抜かす衆議院議員は皆国民の付託の意味を忘れた議員屋政治ゴロといわざるを得ない。

地位協定破棄決議案を一人として動議できない国会なんて有毒廃棄物にすぎないねw

  • 2011/03/11(金) 13:54:30 |
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恒三と恒雄

渡部恒三(こやつ程、節操がなく気持ちの悪い朦朧議員も珍しい)は私が最も嫌いな議員の代表格です。

事あるごとにマスコミにしゃしゃり出では、自分の息子や自分達の利益を損なう敵とみるや、自分のことは棚に上げて、おかしな言葉で批判する。

まったく節操、品位のないとんでも議員ですね。

また品位がないといえば、自称マスコミ業界のゴッドファーザー「渡辺恒雄」。

毎日、朝日の弱体化とともに、自分が各社の垣根を超えた、マスコミの危機を救う親玉だと思い込む。

また、朝日、毎日、その他メディアが、それにヘコヘコついていき、渡辺の描く絵にひたすら協力しようとするゴミ同然の低落ぶり。
今回に限れば、渡辺恒雄粗大ゴミが菅、仙谷、グループにマスコミ援護を約束し、代わりに、まず自分達、大手メディア業界の不利益になる行政を破棄して、尽く大手メディア業界利益を保障させる。

そこで粗大ゴミ渡辺が、とても下手な絵を菅、仙谷に提示する。

粗大ゴミ渡辺の絵-与謝野を取り込み消費税増税新聞ゼロ課税を実地させる-自分達の利益を損なう恐れなある小沢一郎とその勢力を失脚分断させる-その実行が菅、仙谷の支持率を底上げするようメディア業界が全力でサポートする。

その誘いに元来が行政能力が全くない現民主党執行部の菅、仙谷一派はヨダレを垂らしながら揉み手で答える。

ところが現実は大手メディアの国民への誘導、先導戦略が全く約にたたない選挙結果となる。

国民意識と大手メディア意識的先導報道との大きな乖離がまたまたハッキリとする。

粗大ゴミ渡辺は朝日を先兵としてイロイロ仕掛けるが結果は朝日の信頼と部数が減ってゆくだけの全くのお笑いに終わる。

そんな馬鹿どもの思い上がりで、ただ世の中がグチャグチャになった。

それに引っ付く小判鮫が渡部恒三恥知らずでしょう。
無能の代表格がキチガイ政治介入する恒雄とマスコミにでしゃばってみっともない恥態をさらけ出すことしかない、これまた無能の代表格、恒三は実は世間が公害以外の何ものでもないと認識していることに気がつくことも出来ない、臭すぎる口臭に自分自身きがつかない、迷惑極まりない輩ですね。

  • 2011/03/11(金) 16:10:51 |
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訂正

実地→実施

  • 2011/03/11(金) 22:09:44 |
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原発破損情報隠蔽体質

未曾有の大惨事となった今回の地震、津波で福島原発が破損した。

東電、政府とも破損の詳細な情報を発表せずに、IAEAにも加盟国から問い合わせが殺到するという事態となりようやく天野とかいう外務省出身の理事長が今夜、状況を説明するという。

これは順番が違うのではないか?

東電、政府が詳細を日本国民に納得がいくまで説明するのが先だろう。

そもそも、東電に対して政府や官僚が情報公開を指導し先導しなければならない。
なぜ他国から問い合わせが殺到してIAEAの天野が今頃のこのこ説明に至るなど、あまりにも日本国民を愚弄している。

その上、天野は日本の対応は評価しているなどとぬかす。
国民に状況が把握出来ていないなか、その上、自分が説明するで何が評価だ。
何故、こういう情報隠蔽が起こるのか。
これは、電力会社が財界の中枢で、指導する側の官僚の多数の天下りの温床であり、官財が一体となっているから本来は国民のために働き行政指導しなければならない官僚が電力会社と同体になっているからだろう。
IAEA事務局長の天野とかいう勘違い阿呆も同罪だ。

だからこそ天下りはいけないのだ。

全てが、国民の生命に関わることも、国民ではなく、天下り先、当事者の利益のためにしか働かない官僚やそれに擦り寄る政府がいかに不健全で腐っているか。
今から66年前の3月10日、東京で大空襲が起きた。
10万人以上の国民が犠牲になった。この時、B29の編隊を確認した藤井という軍部の一人が空襲警報を鳴らすことの同意を参謀に求めたところ、参謀は皇居が安眠中であることと東京がパニックになるなどといい、東京が火の海になった後まで空襲警報を鳴らさなかった。
しかも再度の空襲が起こるまで、都民を安全に避難させることもなく、5月にまた多くの都民を無駄死ににさせた。
今も何も変わっていない。

  • 2011/03/14(月) 20:47:48 |
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