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【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的かつ非正統的な歴史書等をいいます。 現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

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朝日の社説が面白い……メディアの姿勢

朝日新聞が読み応えのある社説を掲載し続けている。
安倍政権に対する毅然とした批判精神が小気味いい。

(社説)セクハラ 沈黙しているあなたへ  2018年5月1日
(社説)安倍政権と憲法 改憲を語る資格あるのか 2018年5月4日
(社説)平和主義と安全保障 9条を変わらぬ礎として 2018年5月4日
(社説)麻生発言 なぜ首相は黙っている 2018年5月9日 
(社説)柳瀬氏招致 「加計優遇」は明らかだ 2018年5月11日
(社説)首相の答弁 これで疑念は晴れぬ 2018年5月15日
(社説)終盤国会 逃げ切りは許されない 2018年5月19日

もり・かけ問題に関しては終始厳しい態度が目立つが、それにもましてセクハラ問題をしっかり取り上げている。
朝日社説が最初にセクハラ問題を取り上げたのは先月4月17日。

(社説)財務次官問題 混乱は深まるばかりだ
 政権の統治能力が疑われる事態である。
 森友問題をめぐる決裁文書の改ざんや口裏あわせで揺れる財務省で、今度は事務方トップのセクハラ疑惑が表面化した。
 福田淳一事務次官が女性記者を自宅近くのバーに呼び出し、「胸触っていい?」「浮気しよう」といった言葉を繰り返したと、12日発売の週刊新潮が報じた。その時のやりとりとされる音声データの一部も、ネット上に公開されている。
 財務省はきのう、部下である官房長らの聴取に対し、福田氏は疑惑を否定したと発表した。だが、与党内からも辞任を求める声が上がっており、混乱は収まりそうにない。
(中略)
 麻生財務相の対応の鈍さ、危機感の薄さにも驚く。
 報道当日、国会で追及されると、本人から簡単な報告があったとしたうえで、「十分な反省があったと思うので、それ以上聞くつもりはない」と、事実確認すらしない考えを示した。
 翌日の記者会見では、「事実だとするなら、それはセクハラという意味ではアウトだ」との認識を示しながら、「本人の長い間の実績等々を踏まえれば、能力に欠けるとは判断していない」と擁護した。官房長に調査を指示したのは、音声データが公開されてからだ。

 この問題の追及はその後も続いている。
 5月9日の社説も面白い。
 遂に安倍総理の姿勢をやり玉に挙げた。

(社説)麻生発言 なぜ首相は黙っている
安倍首相は、いつまで麻生財務相を放任するのか。

 前財務次官のセクハラ問題をめぐる一連の言動をみれば、麻生氏に対して、国民が信頼を寄せられないのは、もはや明らかだ。その氏をかばい続ける。それは、政権そのものがセクハラに寛容であることを、広く国内外に宣言するに等しい。
 きのうも麻生氏は会見で、先週と同じく「セクハラ罪という罪はない」とくり返した。
 いったい何が言いたいのか。問われているのは前次官が刑法犯にあたるかどうかではない。人間としての規範をどう考え、それを踏みにじる行為があったと疑われたとき、いかなる態度でのぞむかということだ。
 この認識が麻生氏には完全に欠けている。セクハラごときで大騒ぎするな――。そう考えているとしか思えない。
 だから被害者への配慮のかけらもない振る舞いを、平然と重ねられるのだろう。
 「(前次官は)はめられて訴えられているんじゃないかとか、ご意見は世の中にいっぱいある」と広言し、被害者側が出した抗議文について「もう少し大きな字で書いてもらった方が見やすいなと思った程度に読んだ」と言い放った。

「セクハラ罪という罪はない」 
何故麻生は、こんなことを言う必要があったのか。
まったく馬鹿な男だ。
ところが麻生が馬鹿かと思ったら、麻生ばかりでなかった。
馬鹿としてはこちらの方が程度が上だろう。

「セクハラ罪」存在せず 答弁書を閣議決定
  政府は18日、「現行法令において『セクハラ罪』という罪は存在しない」との答弁書を閣議決定した。財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ問題を巡り、麻生太郎副総理兼財務相が「『セクハラ罪』という罪はない」と繰り返し発言したことに批判が相次いでおり、逢坂誠二氏(立憲民主党)が質問主意書で見解をただした。
答弁書は、セクハラの定義について、職場や職場外での「他の者を不快にさせる性的な言動」と人事院規則が定めているとし、「これらの行為をセクハラとして処罰する旨を規定した刑罰法令は存在しない」とした。
 一方、逢坂氏が「セクハラが強制わいせつなどの犯罪行為に該当することがあるのでは」と問うたことに対し、答弁書は「その場合に成立するのは強制わいせつなどの罪であり、『セクハラ罪』ではない」とした。【野口武則】

全く意味も意図も不明の答弁書である。
、「これらの行為をセクハラとして処罰する旨を規定した刑罰法令は存在しない」
 気は確かか?
「万引き」を処罰するための「万引き罪」という刑罰法令は存在しない。
 刑法に“万引き“という表現はなく、罪名で言えば窃盗罪
「置き引き罪」も存在しない。
 財物が被害者の占有を離れていた場合には占有離脱物横領罪、被害者の占有の下にある場合には窃盗罪
確かに 「セクハラ罪」はないかもしれないが、だからといってどうだというのか?
やっても構わないというのか?

閣議決定は普通全閣僚の賛成が必要とされているはすだ。
すると、何やらセクハラに批判的に見える発言をしていた野田聖子総務大臣も署名したのか?
人権問題を所管する法務大臣や道徳の元締め林文科大臣も署名したのか?
この内閣は一体どうなっているのだ!

「膿を出し切る」
安倍内閣総理大臣は何度もそう言っている。
しかし、膿を出し切ってしまったら、あとには何にも残らない。



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コメント

国防や拉致よりモリカケやセクハラに興味が向かう人の気が知れない。

  • 2018/05/21(月) 16:43:52 |
  • URL |
  • なすび #-
  • [ 編集 ]

>国防や拉致よりモリカケやセクハラに興味が向かう人の気が知れない。

そうですか。 私としては、私利私欲にまみれて都合が悪くなるとダンマリを決め込んだり、嘘つきまくったり、しらばっくれたりする連中が国防や拉致の難しい問題に対処できると信じている人の気が知れませんが。

  • 2018/05/22(火) 00:18:05 |
  • URL |
  • bella_donna #195Lvy4Y
  • [ 編集 ]

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