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【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的かつ非正統的な歴史書等をいいます。 現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

電力不足という東電の脅しと”大停電”の正体

原子炉を54基も作ってしまったわたしたちは何を選択していたのか?

選択肢は2つあるように見えた。
”安全だが不便な生活”と”多少の危険があるが便利な生活”とである。
わたしたちはその選択をしていたつもりだった。
そして”多少の危険”について深く考えることはしてこなかった。

福島原発事故によって私たちは何を選択していたのかを考えさせられることになった。
”便利な生活”と”生命”との選択だったのだ。

”便利な生活”と引き替えに”生命”を賭けるバカはいない。
にもかかわらず、原子力発電を捨てようとはしない人々がいる。

福島原発事故に直面した私たちの最大の驚きは何か?
日本において、このような大事故が起こった、ということではない。
事故を収束させることができない日本の科学技術力である。
いや、世界中の技術を集めてもどうにもならないという事実である。
原発は人類の科学・技術水準を超えた危険な存在であることが明らかになってしまったのだ。

ドイツが”脱・原発”に舵を切った。
その意味は重い。

なぜドイツは原発を止められたのか (asahi.com 2011年7月4日)
 政府は原発の是非を諮問する倫理委員会を立ち上げ、「10年以内に脱原発が可能」との提言を受けて、22年までに全ての原発を停止することを決定した。

驚きは、「倫理委員会」というその名称である。
”倫理”という言葉は、多分正確な訳語なのだろう。
ドイツは原発問題を倫理の問題ととらえたのである。

>原発の是非を諮問する倫理委員会には、元環境相やドイツ研究振興協会の会長、カトリック司祭、財界人、消費者団体など17人の委員がいたが、原子力の研究者は1人もいなかった。どのようなエネルギー政策を求めるかは、社会、消費者が決めるべきとの考えからだ。

日本においては、原発は経済・産業問題というとらえ方が中心になっている。
エネルギー不足が企業の海外移転を促し、国内の産業空洞化を進める、というような議論である。

政府は電力会社や経済界と一緒になって、電力不足の恐怖を煽るのに余念がない。
ここには二重の嘘がある。

そもそも電力は不足していないのではないか、という疑いがある。
そしてもう一つは、電力需要が供給能力を超えたときに起こるとされる”大停電”である。

しかし、私たちに”大停電”の正体は明らかにされてはいない。
東京電力はあり得べき大停電のメカニズムと規模そして復旧にかかる時間等の見込みを発表すべきであろう。
参考になると思われる事例をウィキペディアでみてみよう。

1987年7月23日首都圏大停電
1987年7月23日首都圏大規模停電とは、1987年7月23日に日本で発生した大規模な停電。東京他6都県で、280万戸(供給支障電力816.8万kW)が電力供給停止となった。
猛暑のため、昼休み明けで急速に電力需要が伸びていった。需要の伸びは1分当たり40万kWであったという。

電力需要の伸びに伴って無効電力も急速に伸び、電力会社では変電所に設置されている電力用コンデンサを次々と投入し無効電力の抑制を行った。

停電の復旧は、関東中央部は約30分で復旧したが、関東南西部は完全復旧までに3時間21分を要した。 一方、脱落した電源は、鹿島6号機は停電発生後約1時間20分、鹿島4号機は約1時間半、川崎6号機は約1時間50分で再並列した。


もしかして”大停電”とはこんなことなのか?

20年以上前の例ではある。
現在とは事情の変化もあるだろう。
それなら東京電力はそれを明らかにすべきである。

もっとも彼らにそれをやらせたら、おそらく最大限の被害を想定してくるだろう。
原発の安全性については最低限の危険しか想定していなかったくせに……。



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コメント

地位協定破棄その5

以下の記事を拡散します。
>子供たちを放射能汚染から守れ…野呂さんの話(つぶやきいわぢろうさま)
>>http://blog.iwajilow.com/?eid=1071023
>確かに僕も福島に通っていたときはものすごく疲れやすかったです。福島に住んでいる人たちはもっと疲れやすいんだろうと思うと胸が痛みます。<

65年前日本列島を核の牧場におとしめた核武装アメリカ軍事覇権への奴隷隷従契約「日米地位協定」を破棄して新しく救国内閣を組織してただちに国家非常事態を宣言し、米軍への思いやり予算も基地敷地もすべて日本人の手に取り戻し全部独立国平和憲法立国日本復興のためにつぎ込みましょう。

「地位協定破棄その5」

核と地位協定はともに同じ現在地球上最悪の破廉恥きわまる人権侵害暴力テロである。
>目で見る地位協定参照>>http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51424388.html
この写真の車に轢かれて倒れた瀕死の幼女を助けようともせず腰に手を当てて傲岸不遜に見下ろしている米兵たちは、日本以外のどこの国でも現行犯逮捕され法のもとに処罰される筈の犯罪者となったが、地位協定下の日本国内では逮捕もできず訴追しても無罪放免され、米軍属というだけで日本国内で外交官特権の治外法権を傍若無人に振り回していかなる刑事民事犯罪を犯そうとまったく責任を問われないのである。そればかりかこの証拠写真を撮った女性写真家を冤罪で投獄することさえ思いのままであった。日本の拝金冤罪製造人質司法悪逆非道検察のルーツが地位協定であることが証明された。

この轢かれて倒れている瀕死の幼女はまさに戦後日本の米軍植民地統治の被害者であり日米地位協定の冷酷非道な人権侵害性を全世界に明らかにした。いま地位協定堅持米国植民地統治政府によって瀕死亡国の瀬戸際まで追い込まれている震災+原発放射能人災の二重被災日本国民は、まさにこの倒れた幼女なのである。我々日本人は悪徳アメリカ手先地位協定奴隷政府がいかなる妨害を仕掛けてこようとも全てはねのけて、この傷つけられて倒れた瀕死の幼女の命を日本民衆の伝統の叡智と力を合わせて何としても救わねばならないのである。

  • 2011/07/13(水) 19:02:47 |
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黙り、騙し、逃げた挙げ句に救済法案で全てツケは国民に回す

嘘その1(原子力発電は低コスト):電力会社と国、官僚、御用学者の大嘘である。福島原発など老朽化した原発は管理する保安院により低いレベルの安全基準値=現状で高額な補強を必要としないレベルで管理されて来た。理由は原子炉の壁を1cm補強するだけで、それなりのコストがかかるからである。つまり自分達の甘い汁のために安全を捨ててきた。福島原発事故は地震の段階で重大な損傷があったと言われている。政府も東電も事故の経緯を何ひとつ説明しなければ、検察、警察は何も捜査をしない。国民に全てをなすくりつけるために黙り、騙し、そして逃げる。つまり保安院、東電、経済産業省、政府、マスコミ、官僚、御用学者等、全てがグルで国民だけが茅の外であった。そうして正に今国会で東電救済法案が可決されようとしている。税金投入に電気代の底上げで自分達の大罪のツケを国民に回して知らん顔だ。東電と奴らの懐のため電気代は重要な収奪システムだからだ。他国の原子力に依存していない国も含めて日本の電気代がどれほど以上に請求されているか。国民に請求されるとんでもない価格の電気代は奴らの贅沢に消えて、ごまかされた挙げ句に事故のツケは国民が受ける。東電は国(政府と官僚)が国がといい、国(官僚)は知らん顔で救済法案の自分達に都合よい作文を作り議会の馬鹿政治家により可決されるのがもうすぐだ。因みに東電を救済するのにとっても忙しく公務員給料一割削減は棚上げだそうだ。

  • 2011/07/14(木) 00:24:07 |
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地位協定破棄その6

>似非l弁護士・枝野幸男の「恫喝発言」を笑え (>>http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20110713「毒蛇山荘日記」さま)

弱い犬ほどよく吠える。相手が弱いと見ればすぐに噛み付くのは、臆病で自分に自信が無い小心者の性根が腐ったゆえのヒステリーである。強き(アメリカさま)にへつらい弱き(国民ひとりひとり)を挫く枝野官房長官さまか。

「弱きを扶け強きを挫く」由緒正しい日本人にとってもっとも生理的に嫌われる恥知らずである。

ところで、あの拝金カルトテロ組織オウムにも上佑某とかいう口先八丁詐欺師が居たけどな。青山某とかいう東大卒弁護士もw


>小泉純一郎政権の頃で、政治家が次々と逮捕され、政治家たちが萎縮していた頃である。

小泉に権力を持たせたのはオウム真理教に政権をとらせたようなものだった。日本人はテレビコマーシャリズム放送で総白痴化したのである。

この際節電のために全テレビ放送を禁止せよ。NHKテレビ局解体、放送法廃止、ラジオ放送だけおこなえ。

>政治の現場で、「告訴」だの「裁判」だのと騒いだり、権力闘争でおわるべきところに「警察権力」を導入したりする風潮
永田ガセメール事件で前途有望な正義感ある党員政治家が、小泉劇場政治の詐欺性を国会で追及しようとした途端に、自党党首前原誠司の人間として不誠実きわまる詐欺的裏切りに遭って追及の梯子をはずされ、人間失格詐欺師前原(実は小泉チルドレン)の根拠無き党首権力乱用によって、国会議員という党首じゃない主権者国民が与えた身分まで辞職させられるまで叩き落とされたことは、まざまざと覚えている。

そういえば、こないだ時効は無くなったな。アメポチ民主党ウソつき菅政権下で。


ところで今日の新聞トップの、うそ菅の「脱原発再稼動容認」宣言ちゅううそ公約には笑った。ウソと膏薬はどこにでもつけるからね。

後からうそにできないのは「地位協定破棄国会決議」だけである。国際政治条項だからね。
うそつきの脱原発国内公約など無視してよろしい。どんなに嘘を累ねてもどっちみち臨界核分裂放射能テロ犯罪の国内刑事責任が消えるわけがないのだから。

  • 2011/07/14(木) 10:55:59 |
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地位協定破棄その7

「地位協定破棄その7」

詐欺師は言う「人間には騙す者と騙される者の二種類しか居ない」と。
これが詐欺師の免罪符となっているが、これもまた詐欺師特有の真っ赤な嘘である。

真実は「人間には騙す者と騙さない者の二種類しか居ない」であり、騙される者と騙す者はじつは同じ「騙す者」の集合に属しているのである。

詐欺師のように「騙す者」は自分の嘘で相手と自分を同時に騙し騙されている「騙される者」となる。

日本で民間の伝統的躾が「嘘つきは泥棒の始まり」と教えているのは、倫理を保って美徳を生きる「騙さない者」に育てる徳育そのものであり、悪徳に溺れる倫理無き「騙す者=騙される者」に育てないための最上の知育でもある。

これが日本人を世界史上常に同時代最高の品格ある知性を具えた尊敬すべき「騙さない」倫理的な人々としてきた根源のチカラ、「躾」である。

応用問題:

「地位協定」は言う「日本には占領軍(支配者)と無条件降伏Jap(奴隷)しか居ない」と。

正しい答え:

人倫も知性も教養も無い下卑た拝金真理教戦争詐欺師米軍を、高い倫理と品格を具えた美しい日本国から一掃するために、ただちに国民投票で地位協定破棄しよう。

  • 2011/07/14(木) 23:34:47 |
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彼らは、天下りポストと原発がもたらす利権のためにあらゆる正義を犠牲にしているにすぎないです。先日、与謝野氏が原発は貧乏な日本民族を豊かにしたという部分を忘れてはいけないと言っていましたが、こんな大臣を重用しているのだから、菅政権の脱原発も方便でしかないでしょう。
原発は、それ自体だけでなく、使用済み核燃料の捨て場がなく、仮置きされているそのものが大変危険なものであるという認識がないのは、故意にこの国土を滅ぼす未必の故意のようなものを感じます。

  • 2011/07/15(金) 01:02:48 |
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地位協定破棄その8

「地位協定破棄その8」

原発は必ず事故を起こす不完全技術である。核分裂臨界反応のエネルギーは戦争中に無差別大量殺戮兵器としてのみ使われる原爆の爆発と同一であり、平和(非戦)時に人間が商業的にコントロールできうるものではない。すなわち、エネルギー政策問題ではない「戦争か平和か」究極の二者択一の人類の根本的生命倫理の問題である。
エネルギー問題として原発推進を唱える者はまず倫理を自らに厳しく問い直すことを怠ってはならない。

そしてドイツのように(文末参照)原発を日本国民の倫理問題として論じるためには、わが日本国が拝金米占領軍植民地統治下非独立国ではなく、ドイツのような独立国でなければ、倫理問題が議論の俎上にも上らないことは自明の理である。

よって倫理を重んじ万国共通の基本的人権を重んじる日本国民は、直ちに国民投票で地位協定を破棄し対米独立しなければならない。

参考:電力不足という東電の脅しと”大停電”の正体(政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】さま)
>>http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-125.html
>驚きは、「倫理委員会」というその名称である。
>”倫理”という言葉は、多分正確な訳語なのだろう。
>ドイツは原発問題を倫理の問題ととらえたのである。

  • 2011/07/15(金) 05:51:11 |
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地位協定破棄その9

「地位協定破棄その9」

再審の扉は開けさせない? ~捜査権のない者に「立証せよ」は不公平(Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま)
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/07/lm767.html
>(安田好弘弁護士)無罪推定の原則からすると当然のことなのだが、日本では無罪推定の原則が守られているとは言えない・・・
>つまり、裁判の迅速化のため行われることになった公判前整理手続は、弁護側にとって不利な仕組みになっている。

日本の裁判は公平公正の絶対原則をまったく守らない不正の塊の制度であるということだ。

まー裁判員制度というバカ制度と検察審査会機能強化というバカ制度を同時に施行させたときからこういうふうに悪用するつもりだったのは安田弁護士に限らず最初からわかっていたがね。

これも対米隷従スパイの巣窟霞ヶ関法務省法匪官僚が、小泉劇場型アメポチ官憲詐欺政権下であることを渡りに舟と自省の権益を拡大するためだけの目的で、地位協定の親玉GHQのやりかたを見様見真似で愚劣な自家撞着作文して条文化した違憲立法そのものである。

やはりくさい匂いは元から断たねばダメだから、アメリカスパイ霞ヶ関の暴力の源、地位協定を破棄することが霞ヶ関法匪全部をを叩き潰す正義の喧嘩必勝法となる。

直ちに憲法に定められた国民投票で日米地位協定だけを即日破棄しよう。

  • 2011/07/15(金) 19:16:40 |
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地位協定破棄その10

「知らなければ変わらない」~前阿久根市長・竹原信一(憲法と教育基本法を守り続けよう。さま
>>http://blogs.yahoo.co.jp/y2001317/43146120.html
><四権連立の大蛇>身分制度が・・・。立法・司法・行政に第四の権力、記者クラブ報道が結びついた四権連立で国民の自由と財産を蹂躙しています。・・・私はこの様子を大蛇に例えました。・・・ 極悪官僚と票バカ政治家たちがこの国の住民を奈落の底に落としています。「知る事からはじめよう」。これは私が会社と家庭を捨て、死ぬ覚悟で配り始めたチラシの最初のタイトルです。<
「地位協定破棄その10」
66年前からこの大蛇の頭は日本人ではない。地位協定という大蛇の体の隅々にまで張り巡らせた脊髄神経の根源である冷血の脳髄、米軍および米軍産複合体である。この冷血の脳髄が地位協定という脊髄神経に命令を出して大蛇をうごめかせているのである。
ゆえに大蛇を不動化するには脊髄神経を切断すればよい。すなわち地位協定を破棄すれば大蛇の体はピクとも動けなくなり、尾の先まで切り裂いて解体し草薙の剣を取り出すことも自在にできるようになる。
直ちに憲法に遵い国民投票を行い主権者国民自身の手で直接に日米地位協定を破棄しよう。

  • 2011/07/16(土) 09:42:44 |
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通りがけさん。
ブログ主さんのひとつの記事に対して、同じ議題でその5~その10まで6つの同じ議題でコメント欄を埋めるのは多少行き過ぎに思います。
お気持ちはわかりますが投稿にも一定の節度を持たれたほうが説得力を持つように思います。
このブログと皆様のコメントを楽しみにしている個人的な意見として察して頂き、お気を悪くなさらないでください。

  • 2011/07/16(土) 13:20:49 |
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