いよいよ10人擁立も視野に入ってきた。
と言うより、確定だろう。
10人という数には重大な意味がある。
参議院比例代表選出議員の選挙
その参議院議員選挙において選挙区選挙・比例代表選挙を通じて候補者を10人以上有すること
つまり、10人以上の候補者がいなければ、新政党・政治団体は比例に候補者を立てられない。
さて、立候補の届け出には勿論政党名が必要だが、同時に略称を届け出ることもできる。
『れいわ新選組』も当然略称を届け出るだろう。
『れいわ』がいい。
とにかく字が易しい。
だれでも知っている。
しかも安倍が宣伝してくれている。
「れいわという新しい時代がナンタラカンタラ」
供託金 参議院比例代表 候補者1名につき600万円
お金の準備も出来たようだ。
寄付金は既に2億円を越えたという。
候補者は、
山本太郎
蓮池透 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)元副代表。
安冨 歩 東京大学東洋文化研究所・(女性装の経済学者)
木村英子 全国公的介護保障要求者組合書記長(54)
”自立した大人”が揃ってきている。
公約もいい。
消費税の廃止
最低賃金1500円
奨学金徳政令
公務員増やします
第一次産業戸別所得補償
「トンデモ法」の一括見直し・廃止
辺野古新基地建設中止
原発即時禁止
一見、過激に見える公約だが、どれもこれも当たり前、やる気になれば実現できるものばかりである。
あの国民を涌かせた民主党のマニフェストはもっと過激だった。
残念なことに既得権益擁護勢力と内部の裏切り者によって潰されてしまったが、国民はその実現に希望を持っていた。
天下りを根絶
議員の世襲と企業団体献金は禁止
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充
年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現し
農業の戸別所得補償制度を創設。
高速道路の無料化
中小企業を支援し、時給1000円(全国平均)の最低賃金
同じ職場で同じ仕事をしている人の
待遇を均等にして、仕事と生活の調和を
進めます。
2020年までに温暖化ガスを25%削減
全てでなくともいい。
せめて半分でも、いや、一つでも二つでも実現できたら。
そう思って国民は民主党に投票したのだが。
それはそれとして、山本太郎の公約と民主党マニフェストには驚くほど共通するものがある。
その根底に、国民の側に立って戦うという姿勢があるからだろう。
山本太郎の行動とここまでの成果を見ていると、既存の政治家が俄に色あせて見えてくる。
10人では、もしかすると候補者が足りなくなるのではないかと心配しているのだが……。
