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【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的かつ非正統的な歴史書等をいいます。 現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

要警戒! 安倍政権はますます凶暴化する

自民党総裁選の評価は、石破勝利・安倍敗北と定まったようだ。
特に党員票の55:45という割合は、安倍惨敗を意味しているらしい。
地方党員への恫喝・締め付け・利益誘導と、考えられる限りの手を尽くした結果がこれである。
全力で組織票を掻き集めてもこれしかなかったのだ。
組織票なしに、個人の自由意志に任せていたら、結果は更に悲惨なものになっていただろう。

予兆は、総裁選が始まって間もなく表れていた。
9月7日告示。
9月14日の日本記者クラブ主催討論会における記者の質問は、これまでのマスコミの駄目さ加減から見れば、まるで様変わりであった。

自民党総裁選 討論会・第2部
質問者)
まず安倍さんにお伺いしたいんですけども。去年、モリカケ問題を始めとして、内閣の支持率が非常に急降下しました。今は少し持ち直している。多くの調査で支持の方が、これは上回るようになりました。それはそれでいいんですけども、最大の問題は、不支持の1番の大きな理由が、これは総理大臣が信頼できないということですね。これは考えようによっては非常に深刻な問題で、信無くば立たずという言葉がありますけれども、一体これはなぜこういうことになってるのか。いや「不徳の致すところが」と答えられてお終いにしてはいけない。で、それはなぜそうなっているのか、そのために何をすべきなのかっていうことを考えているのか。そのことをまずきちんと分析し、そして、どうすべきかということをお願いします。

質問者)いろいろな制度的な問題、いろいろあるかもしれませんけれども、この信頼できないという根底には、やはり例えば国会答弁でも、やっぱりきちんと誠実に答えてないんではないかという声もあるんですよね。その点いかがですか。

質問者)森友加計問題で、先ほどね、おっしゃったのは、私も妻も関係ないことは、証明されたという話とですね。加計問題についても、極めて一点の曇りのないプロセスで、実現したということでしたが、その関係があるないというのはですね、例えば奥様が名誉校長を務めていた。それに対して周辺が忖度した。あるいは奥様の秘書が財務省に紹介したというね、いくつかの事実でいえば幅広い意味では関係があったと私は思うんですよ。
では安倍さんの言い方はね、いや、それは賄賂をもらったとかですね。そういう形で関係なかったという。意図的に狭めて、その関係を自由自在にですね、狭めたり広げたりして答弁されてる所はね。やはり国会、国民の不信を呼ぶと私は思うんです。その加計についてもね、一点の曇りもなかったっていうのはそのワーキンググループの話だけであって、事前にですよ。安倍さんの秘書は柳瀬秘書がですね。わざわざ官邸に呼んで助言をしてるわけですよね。そんなこと普通はありませんですよ。そこもですよ。やはり、全く、その1点の曇りの無いという言葉とはですね、あまりにも隔たった所ですよね、その辺いかがですか。

質問者)森友加計問題の最大の問題は、今の友人を特別扱いしたというですね。行政のある意味は不公正、これ一つありますけどね。それともう一つ別にですね、国会にある意味、嘘をついた、財務省の決裁文書の改ざん、それから柳瀬秘書官のですね、事実上の虚偽答弁、しかもこれは1年間続いて、日本の国権の最高機関をずっとある意味だまし通してですよ。そのうえでいろんな議論が行われ、かつ解散総選挙も行われたと。しかもこの問題ですよ。すべて行政の最高責任者である首相とその首相の奥さんから発した問題でこういうことが起きた。役人の中には亡くなった方もおられる。非常に重要なんですね。政治責任を抱えた問題だと私は思います。安倍さんもその辺は同感していただけると思います。私としてはこれはある意味、総理大臣の任を辞してもてもおかしくないぐらいのですね、重要な問題だと思ったんです。安倍さんの頭の中に、その辺のことがですね、ちらりと頭をかすめたことがあったんですか、この間。

質問者)政治家の責任について、重ねてお聞きいたします。森友問題の文書の組織的な改ざん、やったのを見てですね。私、普通多くの国民は麻生財務大臣は責任を取るだろうなと思ったと思うんですね。しかし責任は取らず役人は処分した。役人だけ処分して政治家は責任をとらない。これは全国民が見ていて、国民的なモラルハザードを招いているんではないかと私は危惧しているんですが、安倍さんは麻生さんをなぜ辞めさせなかったか。なぜですか。


質問者は、読売の橋本五郎、毎日の倉重篤郎らの大物4人。
これまでなら考えられないような口調で、面と向かって安倍晋三に無遠慮な質問を連発した。
その後、テレビ各局を回っての会見でも鋭い質問を浴びせられ、安倍晋三は何度もぶち切れて醜態をさらしていた。

服従と忖度のマスコミから、少しはましなマスコミへ変わりそうな気配が微かに漂っている。

選挙後、インタビューを受ける石破は勝利者扱い。
安倍晋三は敗者扱いである。

このまま安倍晋三が消えていってくれればいいのだが、そうはいかないのが安倍晋三である。
特に、去年の衆議院を解散する前から、安倍の政治姿勢が乱暴になっていた。
モリ・カケ問題から臨時国会開催を要求されると、それを三ヶ月も店ざらしにして、挙げ句に開いたと思ったら冒頭解散というあからさまな憲法違反。
その後の振る舞いは独裁者さながらである。
嘘つきなのは変わらないが、嘘があからさまになっている。
嘘を取り繕うという気持ちもない。
嘘が嘘だとばれてもいいと開き直っているのだ。

現職に挑戦した石破を、まるで謀反人であるかのように思いこんでいる晋三である。
総理大臣を批判する国民は反逆者なのだ。
「こんな人たちには負けない」
改めて、そう思っていることだろう。

自民党員でさえ、45%が自分に批判的だ。
だから、態度や政治姿勢を反省しよう、とは絶対に思わないのが安倍晋三である。
権力は自分にある。
議員票:329票
これは安倍晋三の家臣である。
憲法改正も出来るし、党規約を改正して総裁任期を5年4期にしてもいい。
なんなら終身総裁としてもいい。

もはや、国民は安倍晋三の敵である。
国民の理解や同意などは必要ない。
不満は力でねじ伏せる。
力を見せつけるためにまず、憲法改正をやる。

開き直った安倍晋三は怖いぞ。



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