6選知事と共産候補の一騎打ち!
これで投票に行く有権者なんているのかと思っていたら、なんと31.74%という高い投票率だった。
投票率最低水準の危機 期日前中間2・34%
9月8日投開票の知事選で、県選挙管理委員会は2日、期日前投票の中間状況を発表した。投票1週間前に当たる1日現在の投票率は2・34%(投票者5万6720人)で、7月参院選の期日前投票の同時期を2・26ポイント下回った。県選管は「過去最低水準に落ち込むことも十分予想される危機的状況」として同日、市町村選管に投票呼び掛けを強化するよう緊急通知した。選挙期間中の対応としては異例という。(中略)
県選管は、期日前投票の中間状況の比較などから、今回の知事選投票率は7月参院選の県内投票率49・66%を大きく下回ると予想。県内過去最低はおろか、全国最低も下回る恐れもあると危機感を募らせている。
選択肢のない選挙である。
有権者数 2400084
投票者数 761736
選択肢を与えられなかった有権者140万人が棄権した。
得票数
489832 橋本昌
257625 田中重博
なぜこんなことになってしまったのか?
5ヶ月前の4月。
すでにこんな動きがあった。
これではだれでも立候補に二の足を踏むだろう。
知事選 全市町村長が出馬要請 2013年4月18日(木)
9月に任期満了を迎える知事選で、県内全ての44市町村長が17日、県庁を訪れ、現在5期目の橋本昌知事(67)に出馬要請した。

【写真説明】全44市町村長代表の豊田稔北茨城市長(左)から出馬要請を受ける橋本昌知事=県庁
陣営の作戦もあったのかもしれない。
”先んずれば人を制す”
しかし、選挙で選ばれている44市町村長全員がそろって6選知事を支持する異様さ。
”勝ち馬に乗れ!”とは言うけれど……。
地方行政のレベルを如実に示している現象である。
こんな現状で地方分権、地方主権など以ての外であろう。
だからといって中央政府の役人の腐敗もどうにもならない。
中央集権も問題外である。
”権力は腐敗する”
そして、
”公務員は腐敗する”
福島で起こっていることは何か?
市町村による住民のつなぎ止めである。
ここで働いているのは、”公務員の生存本能”である。
全国の原発のある自治体はすべて原発推進である。
”安全が確保されるなら……”
”住民の理解を得て……”
すべて言い訳に過ぎない。
”安全”が確保される訳がない。
”住民の理解”などはじめから得るつもりなどない。
新潟県知事が辛うじて一人踏ん張っているようにみえる。
まともな”地方自治”のか細い一本の灯であろう。
”公務員の生存”か、”住民の生存”か?
今、私たちはそこまで追い込まれている。
頑張れ、小沢一郎! 頑張れ、生活の党!

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