財務大臣
内閣府特命担当大臣
(金融)
デフレ脱却・円高対策担当
麻生 太郎
経済産業大臣
内閣府特命担当大臣
(原子力損害賠償支援機構)
原子力経済被害担当
産業競争力担当
茂木 敏充
経済再生担当
社会保障・税一体改革担当
内閣府特命担当大臣
(経済財政政策)
甘利 明
この顔ぶれだけでもかなり恐ろしい。
この連中が国の、経済・財政・金融の権限を握っている。
更に恐ろしいことが起こりつつある。
日銀総裁人事、近く提示へ 安倍首相「デフレ脱却に強い意志持つ方」 (産経ニュース 2013.2.18 )
参院予算委員会は18日、平成24年度補正予算案の実質的な審議を始めた。安倍晋三首相は新しい日銀正副総裁の条件で、「私と同じ考え方を有し、デフレ脱却に強い意志と能力を持った方にお願いしたい」との意向を改めて表明した。
日銀と政府が同じ方向を向いて協力するのは効率的ではある。
ただし、歯止めは利かなくなる。
なんといっても、内閣総理大臣が、「私と同じ考え方を有し」ている人間を選ぶのである。
安倍晋三と同じ考えの日銀総裁など、悪夢である。
大臣は首にできるからまだいい。
安倍内閣もどうせ長くはもたないだろう。
しかし日銀総裁の任期は5年である。
任期中、首にはできない。
本人が辞意を表明しない限り、5年間はそこに座っているのである。
安倍が辞めても、どうせまた自民党の中でたらい回しをするだけだ。
大した違いはないだろうが……。
しかし、この先何が起こるか分からない。
安倍とは考え方の違う内閣が、突如誕生するかもしれない。
まともな経済・財政・金融政策を進めようとする内閣が誕生するかもしれない。
そのとき唯一人、安倍晋三の双子の片割れのような日銀総裁がいたらどうなる?
日銀が政府の足を引っ張ることになる。
新日銀総裁には、「安倍晋三と同じ考えのひと」というレッテルがすでに貼られてしまっている。
そしてそれが彼の金融政策の縛りになる。
もしかすると次の内閣に備えた安倍晋三の時限爆弾ということか。
頑張れ、小沢一郎!

↑ ご面倒でもクリックをお願いします
![]() | 「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書) (2012/07/04) マーティン・ファクラー 商品詳細を見る |

にほんブログ村