【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的かつ非正統的な歴史書等をいいます。 現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

”国民の生活が第一”と”オリーブの木”…小沢新党がちょっと静かだが

猛暑にオリンピック。
そしてテレビでは、エアコン使用の奨励。
政府や電力会社の「電力足りないキャンペーン」を真に受けた人たちが、熱中症で死亡、病院送りが後を絶たない。

「安全が確認できたから……」
「安全が確認できたら……」
とにかく結論ありきの原発・オスプレイ。
安全なんて確認できるはずもないのに……。

ここ数日、”国民の生活が第一”を巡るニュースが静かだ。
それはそれでいいことである。
勝負は総選挙である。
今の段階で一喜一憂する必要はない。

毎日世論調査:野田内閣支持23% 発足以来最低 (毎日jp 2012年07月29日)
野田内閣支持率の推移
拡大写真 毎日新聞の全国世論調査で、野田内閣の支持率は6月の前回調査より5ポイント下がって23%となり、昨年9月の内閣発足以来最低となった。不支持率は前回と同じ53%。民主党の支持率も政権交代後最低だった前回から1ポイント減の9%だった。消費増税法案の衆院採決に伴う党分裂などが影響したとみられる。自民党の支持率は前回と同じ17%で、採決で造反した小沢一郎民主党元代表らが結成した新党「国民の生活が第一」(生活)の支持率は2%だった。


支持率2%なんて数字に驚く必要はない。
どうせ大手マスコミの事前打ち合わせ済みの談合調査である。
彼らは、小沢一郎に関してだけは、何をしてもいいと思いこんでいる。

小沢一郎が、”オリーブの木”と言ったそうだが、どこまで具体的なイメージを持って言ったのかはよく分からない。
しかし、簡単に”連携”などと言わないところがいい。
連携は妥協を伴う。
だが、見回したところ妥協してまで連携を求める程の相手はいない。

橋下徹の”維新の会”の人気が高いとか。
民・自・公の、国民を思いっきりバカにした翼賛政治の受け皿が他にないというところに、維新に対する人気があるのだろう。
だが小沢新党はそんなこと心配する必要はない。

選挙が近づけばメッキははげ落ちる。
橋下人気を利用して国会議員になろうという人間ばかりが集まる集団である。
こんな連中に政治が動かせるわけがない。
そのことはすでに民主党が証明してくれている。
冷静な判断力を持っている有権者は同じ間違いを繰り返さない。
選挙が近づき、具体的に候補者が姿を見せるにつれ、少しずつ維新の人気は落ちていく。

橋下だって、小沢の政治力を利用しなければ、維新政権など3日も保たないということは承知しているだろう。
民主党や自民党とくっつくことは、自公民に対する受け皿という自分の存在意義を否定することになる。
橋下が維新政権を目指すならば小沢と組むしかないのである。

小沢は背筋を伸ばして正論を吐き続ければいい。
自分から近寄っていく必要はまったくない。

小沢は粛々と党綱領をつくり、政策を練り上げ、政党本部を立ち上げ、支部を立ち上げていけばいい。
大阪維新やその他の野党・新党に対しては、「来る者は拒まず、去る者は追わず」の姿勢でいればいい。

民主党に残っている者に対しても同様である。
いまや国民の憎しみを一身に集めている民主党である。
いずれそれが骨身に沁みて逃げ出してくる奴が続出する。
わたしたちは黙って彼らに冷たい視線を投げていればいい。

小沢新党が先頭切って、不信任など出す必要もない。
いずれ自民党がたまらなくなってだしてくるだろう。
そのときはそれに乗ればいい。
解散にしろ総辞職にしろ、ここまで来れば後はいくらでもない。

民主党:党勢低迷でも「再選」…代表選へ環境整備進む (毎日jp 2012年07月31日)
 民主党代表選の投開票日が9月21日に固まり、輿石東幹事長や前原誠司政調会長ら党幹部から野田佳彦首相の代表再選を支持する発言が相次いでいる。毎日新聞が28、29日に実施した全国世論調査で内閣支持率が昨年9月の発足後最低の23%、政党支持率も09年9月の政権交代後最低の9%と党勢低迷にあえぐ中、それでも再選へ向けた環境整備が進む奇妙な状況。消費増税法案をめぐって小沢一郎元代表ら「反野田」勢力の多くが党外に去り、縮小した党内で首相の支持基盤が相対的に強まった形だ。【田中成之】


小沢一郎の目標は、野田政権打倒ではない。
野田が倒れても、前原や岡田や細野なんてのがでてきては何にもならない。
大事なのは、民主党政権打倒である。
さらには、”国民の生活が第一”政権の樹立である。
ついでに民主党と自民党の消滅である。

希望を言うならば、自民党は谷垣総裁のまま、民主党は野田代表のまま選挙に臨んでくれればいい。



頑張れ、小沢一郎!
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